はちみつ専門店で見かけるなぜか桁違いに値段が高いマヌカハニー。
はちみつよりも栄養価・健康効果が高いと日常的に取り入れる方が増えています。
また最近では、インフルエンザや新型コロナウィルス対策にも効果的だとして人気が高まっています。
注目のマヌカハニーの特徴・効果・副作用・選び方・食べ方・おすすめ商品などをご紹介します。
マヌカハニーとは
マヌカハニーとは、主にニュージーランドに自生するマヌカの木に咲く花から採取されるはちみつです。
先住民のマオリ族はマヌカを「復活の木」と呼び、薬草として飲んだり古くから万能薬として使用されています。
採蜜は1年のうち花が咲く約4週間と非常に短いため、貴重かつ高価なはちみつとして知られています。
マヌカハニーの成分・効能
- グルコン酸
グルコン酸とは、はちみつ全般に含まれている光学活性化合物。
食品を弱酸性に安定化し殺菌消毒効果が期待できます。
善玉菌のビフィズス菌を増やすのにも効果的。
しかし、体内に入ると酵素によって分解されてしまうのが特徴です。 - グルコースオキシターゼ
グルコースオキシターゼとは、はちみつ全般に含まれている酵素。
過酸化水素(オキシドール)を発生させるため殺菌消毒効果が期待できます。
しかし、一般に販売されている加熱処理されたはちみつでは酵素が死活してしまいます。 - シリング酸メチル
シリング酸メチルとは、抗酸化物質。
マヌカハニー以外にはオレンジや栗のはちみつにも含まれています。
抗炎症作用が期待できます。 - メチルグリオキサール
メチルグリオキサールとは、マヌカハニーのみに含有する成分。
花蜜には含まれない巣の中で貯蔵している間にも徐々に増えていく成分です。
体内の病原菌や悪玉菌の抑制・除去が期待できます。
殺菌効果は、はちみつの2倍以上とも言われています。
マヌカハニーを食べるメリット
マヌカハニーには独自成分だけでなく、ビタミンやミネラルなど豊富な栄養素が含まれています。
そのため通常のはちみつよりも様々な高い効果が得られます。
✔️ピロリ菌を除去して、胃癌・胃潰瘍などの胃腸疾患の予防
✔️病原菌やウィルスの増殖を抑制して、感染症の予防
✔️悪玉菌を殺菌、善玉菌を活性化して、便秘解消・腸活
✔️抗菌・抗炎症作用で、虫歯・歯周病の予防
✔️抗炎症酸作用で、切り傷・火傷の緩和
✔️肌のターンオーバーを促進して、アトピー性皮膚炎の改善
✔️低GI食品なので、血糖値の上昇を抑える※
✔️砂糖よりも甘くカロリーが低い※
※カロリー・糖質・GI値比較表
100gあたり | 砂糖 | はちみつ | マヌカハニー |
カロリー | 401kcal | 294kcal | 300kcal |
糖質 | 99.2g | 79.7g | 80g |
GI値 | 109 | 88 | 55 |
UMF/MGOの違い
- UMF
UMFとは、マヌカハニーの殺菌・消毒効果を消毒液のフェノール溶液と比較した数値です。
UMFのブランドマークは、「Unique Manuka Factor Honey Association(UMFハニー協会)」に加盟したメーカーのみが使用を許されています。
またトレーサビリティシステムを導入し、一般市場に出回る商品の検査や監視まで行っているので信頼度が高いです。 - MGO
MGOとは、マヌカハニー1kgあたりのメチルグリオキサール含有量です。
UMFよりも検査方法が厳密であるため正確性はありますが、MGOマークの商品は市場での管理は行われていないので、数値の表記だけでは成分の抗菌効果の信頼できる指標とはいえません。
MGOは加熱・長期保存・人為的添加などにより変化しやすく、本来の値が低いものでも貯蔵することで数値が高くなります。 - MGS
MGSとは、UMFよりもより正確な抗菌作用の最新の指標です。
ニュージーランド政府が認定する「ISO17025認定研究所」にて厳しい検査が複数回行われ、その結果が数値表示されます。
単にUMF数値を測定するだけでなく新基準を設けて、純度や加熱処理・添加物の有無なども検査しています。

注意点・副作用
- 食べてはいけない人
1歳未満の乳児・血糖値関連の持病がある人・マヌカ花粉や蜂アレルギーの人は、命に関わる危険があるので摂取してはいけません。
また胃腸が弱い人も1度に大量に摂取するとお腹を壊すこともあるので少量ずつからはじめましょう。
妊婦さんや授乳中の方は、むしろ免疫力向上のためマヌカハニーの摂取がおすすめされています。 - 食べ過ぎ
いくら健康に良くてもカロリーは高いので食べ過ぎると太ります。
毎日小さじ1杯が適正です。
糖分も高いので、糖尿病などの持病がある方は特に注意してください。 - 偽物・粗悪品
マヌカハニーは、世界3大偽証商品の一つと呼ばれるほど偽物が出回っています。
マヌカのみから採れる純粋な蜜を示すモノフローラルがパッケージまたは保証書に表示されているものを選ぶことをおすすめします。
またUMF表示も一つの目安になります。 - 副作用
ニュージランドの治験結果では、マヌカハニー摂取による副作用は報告されていません。
摂取方法が適正であれば、健康上のデメリットは一切ないとも言われています。
効果的な食べ方
- 毎日少量ずつを継続
1日の推奨摂取量は、大さじ1杯(15ml)程度です。
3回に分けてティースプーンで摂取する方が効果的です。 - 空腹時
朝起床後朝食前に生のまま摂取することがおすすめです。
生のまま舐めることでマヌカハニーの栄養をダイレクトに取ることができます。
また夜就寝前に摂取すると、就寝時の脂肪燃焼効果も期待できダイエット向きです。 - パン・ヨーグルト・飲み物に混ぜる
生のままでは食べにくいという方は、朝のパンやヨーグルト・パンケーキと一緒に摂取すると食べやすいです。
また紅茶・コーヒー・白湯などの飲み物に混ぜても美味しくいただけます。
保存方法
マヌカハニーは常温保存が適しています。
ただし38度以上になるとはちみつの成分や栄養価が壊れてしまうため、直射日光の当たらない涼しい場所で保管しましょう。
また14度以下でははちみつに含まれるブドウ糖が固まって結晶化し、硬くなるため冷蔵保存はおすすめできません。
おすすめ商品
マヌカ蜂蜜MG1200+(クリームタイプ)

山田養蜂場の最も抗菌活性の高いマヌカハニーです。
✔️数量限定
✔️業界トップクラスのメチルグリオキサール含有量
✔️徹底的な温度管理
✔️独自技術によるクリーム化
容量は100gなのでマヌカ初心者の方でも使い切りやすいサイズです。
とにかくもったりと重めです。
マヌカ独特の苦味は感じます。
ビターな生キャラメルのようでMG1000以上なのにクセがありません。
しっかりした甘さもあります。
スプーンで直に舐めると甘ったるく感じるかもしれません。
ヨーグルトや白湯に混ぜるとちょうどいいです。

コロナ後遺症で味覚障害に悩んでいましたが、このマヌカハニーを取り入れてから改善した気がします。
他の食材では味を感じなくとも、これは味が濃いのでいやでも味を感じるところもありがたかったです
マヌカハニー UMF15+

ハニーバレーの人気No.1のマヌカハニーです。
✔️楽天食品部門・蜂蜜部門・総合ランキング1位
✔️残留農薬検証・UMF認定済み
✔️証明書発行可能
250gと容量も多く毎日取り入れるにはコスパがいいです。
しかし、容器が安っぽく蓋が開けにくく閉めにくいため液漏れには注意が必要です。
完全無添加で不純物は含まれていませんが、少し舌触りがざらっとします。
そして割とサラッともしているので温かい飲み物に溶けやすいです。
匂いはマヌカ特有のイソジンのような薬品の香りがします。
しかし、苦味はあまり感じず食べやすいです。
むしろ結構濃厚な甘みがありクドく感じるかもしれません。
甘いもの欲が一気に満たされるので、暴食しそうになったら一杯舐めてみることをおすすめします。
プレミアムマヌカハニー UMF15+

ニュージーランド蜂蜜の頂点であるハニーバレーのコンテストで、最高賞を受賞したマヌカハニーです。
✔️低価格・高品質
✔️UMF認定済み
✔️非加熱・無農薬・無添加の生蜂蜜
蓋が開けにくいです。
蓋の開け方動画も掲載されているので初めての方は参照してみてください。
喉でもたつき、カーッとなります。
香りは薬草のようですがそこまでクセが強くありません。
マヌカハニー特有の苦味というより酸味があり、カカオ90%以上のチョコレートのようなビターさです。
その代わり味が濃厚で、しっかり甘さがあります。
適度な重さなので食欲を抑制する効果がありそうです。
なにかに混ぜるというよりは生のまま舐める方が食べやすいかもしれません。
まとめ
栄養豊富で毎日でも取り入れたいマヌカハニー。
感染症予防など健康効果が期待できるとして近年注目を集めています。
一般的な蜂蜜よりも高級な理由がお分かりいただけたかと思います。
はちみつを食べる習慣がなく取り入れにくい方には、マヌカハニーのスプレーや飴なども販売されています。
外出先でもさっと飲めるスティックタイプの商品もあります。
自分に合ったものをチェックしてみてください!
是非身体の外側からも内側からも抗菌してくれるマヌカハニーを日常に取り入れてみてください!
\マヌカハニー中上級者はこちら/
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