オーブン・グリル・トースターで簡単!さつまいもの選び方から究極の焼き芋の作り方

自家製 焼き芋 さつまいも

専門店やスーパー・コンビニ、通販でも焼き芋が手軽に手に入る時代。
もちろんプロが手がける焼き芋は格別。
でも生芋を買うより割高だし、お家で焼き芋を作れたら嬉しいですよね?
そしてどうせなら手間をかけても本格的でおいしい焼き芋を食べたくないですか?
自分で作るとさらにさつまいもの愛着も増して、沼にハマりますよ。

焼き芋を毎日食べまくり研究してきた私がさつまいもの選び方から作り方・注意点まで焼き芋のプロになる方法をご紹介します。

さつまいもの選び方

焼き芋を作る上で欠かせないのが、
さつまいも選び!
自分好みの焼き芋を作りたいのであれば、さつまいもにこだわることがプロへの第一歩🚶‍♀️

まずは品種選びから。
さつまいもは主にほくほく系・ねっとり系・しっとり系の3系統に分かれます。
ほくほく系の代表格は、紅あずま
素朴な甘さがあって、さつまいも芋感を存分に感じられます。
ねっとり系の代表格は、紅はるか
スイーツのように甘さが強く、さつまいもの概念が覆ります。
しっとり系の代表格は、シルクスイート
名前の通り絹のような滑らかさで、上品な甘さがあります。

その他の品種はこちら↓

栄養やダイエット方法についても詳細に記載しているので、よりさつまいも愛が溢れること間違いなしです♡

品種が決まったら、焼き芋にするさつまいも選び。
色が鮮やかで表面に傷や凹凸が少なく、ふっくらしたものを選ぶと◎

今回は紅優甘を選びました!

また写真のように表面に黒い塊がついているのもポイント!!
この正体はカビではなく、さつまいも独自の成分であるヤラピンが固まったもの。
ヤラピンが多く含まれていると、栄養価が高く甘くなりやすいんです!!

切ってみると、やっぱりヤラピン(白い液体)が染み出してる!!(ピントが合ってない、、)
ちなみに断面が白ではなく黄色い方が焼き芋に適しているらしいです。
さつまいも選び大成功🎉

さつまいもを選ぶときのポイント

  • 色が鮮やか
  • 表面に傷や凹凸が少ない
  • ふっくらしている
  • 表面に黒い塊がついている

用意するもの

  • さつまいも
  • ボウル
  • アルミホイル
  • 包丁

塩は、水500mlに対して大さじ1くらい。
ちょっとしょっぱいくらいがベスト。
ボウルは、さつまいもが入る大きさのものをチョイス!

焼き芋の作り方

1. さつまいもを水で洗う

まずさつまいもの表面の汚れを流します。

2. アク抜きをする

水に30分程度つけることで、味わい深くなります。

3.さつまいもの両端を切る

両端を切ることで、均一に火が通りやすくなります。筋をとる効果も。

4.塩水につける

塩水に1時間程度つけることで、味の対比効果で甘さが引き立つんです!!(スイカに塩の原理)

5.アルミホイルで包む

アルミホイルを巻くことで、蜜を逃さず柔らかい仕上がりに!
ギチギチではなくゆるく巻くと◎
少しさつまいもが見えるくらいがちょうどいい。

6.焼く(1回目)

オーブンで予熱なしの120℃で2時間焼きます。
低温でじっくり火を通すことで、でんぷんが糖に変化してあまーい焼き芋に。

7.蒸らす

2時間経過したら、そのままオーブン内で20分程度放置!
蒸らすことで、酵素が活発化して甘さと食感がUP⤴︎

8.焼く(2回目)

均一に火が通るように裏返したら、200℃で1時間焼きます。
最後に20分程度蒸らしたら完成🎉
※触ってみてまだ硬かったらこの工程をもう一度。

完成した焼き芋がこちら↓

ねっとりというよりはほくほくの仕上がりになりました。
(ねっとりが好みの方は、6の工程を長めにするといいかもです)
甘さがしつこくなく、さつまいもを食べてるという満足感のある1本に。
はふはふしながら食べたいですよね♡

こっちはなめらかな仕上がりに。
甘さもしっかり引き出せてます!
同じ焼き方でも大きさや品種で個体差が出てくるものですね。

保存するなら、冷凍がおすすめ!
ダイエット効果もUPするし、半解凍で食べれば焼き芋アイスに🍨

焼き芋を温め直す際には、濡れたキッチンペーパーとアルミホイルで焼き芋を包み180℃のオーブンで5分程度温めるのがおすすめ!
もちろん魚焼きグリルでもOK👌

焼き芋は、低温で長時間ゆっくり火を通すことで甘みがぐんと増します。
焦らず気長に待ちましょう。
さらに余裕があれば、買ってきたさつまいもを常温で2週間~1ヶ月寝かしておくとさらに甘さがUP⤴︎⤴︎

魚焼きグリルやトースターでも焼き芋が作れます。(私の家のグリルにはさつまいもが入らなかった、、)

片面魚焼きグリルの場合:アルミホイルで包んだ状態で、中火で片面1時間ずつ焼く
両面魚焼きグリルの場合:アルミホイルで包んだ状態で、中火で1時間半焼く
トースターの場合           :アルミホイルに包まずに50分焼く

注意点

さつまいもを切った断面に黒い斑点や黒ずみがある場合は要注意⚠️
これはヤラピンではありません。
さつまいもが低温障害を起こし、品質が劣化している可能性が高いです。
せっかくの栄養も損なわれ苦味を感じることもあるので、その部分を切るか勿体無いですが捨てましょう。

そして電子レンジで焼き芋を作ろうとしている人もいるかもしれません。
しかし、電子レンジでさつまいもを加熱するのはおすすめしません!!

電子レンジでは、一気に熱が入ってしまいます。
さつまいも本来の甘さを引き出せなくこれまた勿体無いことに。
またさつまいもなどの根菜類は水分が少ないため、加熱しすぎると乾燥して発火する可能性もあります。
実際にさつまいもを温めていたら電子レンジが爆発した!という事例も。
焼き芋を温め直す際にも、電子レンジは使わないほうがベストです。

  • さつまいもの断面に黒い斑点や黒ずみがある場合はその部分を切るか捨てましょう。
  • 電子レンジでのさつまいも・焼き芋の加熱はやめましょう。

まとめ

焼き芋を作るのにこんなに手間と時間がかかるの!?と思った人もいるでしょう。
この手間隙が焼き芋のおいしさを左右するんです!!
むしろこの手順や注意点をマスターすれば、あなたも焼き芋のプロ✨
工程一つ一つを大事にして、さつまいもを愛でてください♡
私もまだまだ究極の焼き芋のために研究して焼き方を更新し続けます!
そのままでも十分おいしいですが、チーズやアイスを乗せたアレンジレシピも絶品です。

さぁ、今日も焼き芋を焼きますか。
食べ過ぎには要注意ですね。

もっとさつまいもを極めたい方は下記の記事もチェック✅

ちなみにもっと簡単に短時間で焼き芋が作れちゃう便利品もあります。
私はまだ手を出せてないですが、中々の良品らしいですよ。(感想を教えて欲しい)
焼き芋の沼にハマってしまった人は是非↓

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