【豪徳寺】「焼き芋専門店 ふじ」焼き芋8種食べ比べ

焼き芋専門店 ふじ 食べ比べ さつまいも

 東京都世田谷区豪徳寺にある「焼き芋専門店 ふじ」。
安納芋・パープルスイートロード・紅はるか・ハロウィンスウィート・しろほろり・鳴門金時 里むすめ・五郎島金時・宮崎紅をはじめとした全国から集めた品種の焼き芋や生芋を販売するお店です。
「沸騰ワード10」「Nスタ」などのテレビにも紹介され、焼き芋好きで知らない人はいない有名店です。

今回は、しろほろり・パープルスイートロード・鳴門金時 里むすめ・ハロウィンスウィート・紅あずま・紅はるか・すずほっくり・五郎島金時の合計8種類の焼き芋と焼き栗をご紹介します。

「焼き芋専門店 ふじ」のこだわり

さつまいもは、時期によって異なる旬の品種を全国から厳選して使用しています。

そのさつまいもを1回50〜60本を1時間半ほどじっくり焼き上げています。
あえて端を切ることで断面からさつまいもの状態を確認しています。

レビュー

焼き芋

しろほろり

価格:500円(税込)
産地:徳島県

焼き芋を並べたラックの中から店主の方がいいものを選んでくれます。
品種ごとに分けて置いていないのに一眼見ただけで判別するプロの技が発揮されていました。

まずはパッケージ。
スーパーでもよくみる焼き芋専用の茶色い紙袋に焼き芋がそのまま入っています。
複数本購入すると、2本を1袋に入れて品種名がわかるようにスタンプを押してくれます。

肝心の焼き芋は、筋肉。
スーパーなどでも見かけない珍しい品種の白いさつまいもなので、じゃがいもと勘違いしそうです。
ゴツゴツした形と土色から無骨な昭和の男を連想させます。
乾燥した皮にある皺やヒビが、逞しい上腕二頭筋に浮かぶ血管のようにも見えてきます。
大きさは、200gほどのMサイズです。
端は結構大胆に切られて焼き上げられています。

断面がこちら↓

無味?どこかしょっぱい?
食感は、ほくほく。
柔らかくはあるのでしっとりもしている気がします。
適度な硬さなので綺麗に半分に割れます。
また端が大きくきられているので、端を下にしても立ちます。笑
その端の硬さが好きです。
甘さは全集中すると感じます。
皮と身の間は甘く感じやすいです。
皮もしっかりしていますが、身の食感が強い分気になりません。
見た目だけでなく、蒸したじゃがいものような味です。
穀物を食べているなと実感できるほど重めです。
味に物足りなさを感じる方は、じゃがバターの要領でバターを乗っけても美味しいと思います。

パープルスイートロード

価格:500円(税込)
産地:宮崎県

人気No.3のインスタ映えする品種です。

パッケージは同様です。

肝心の焼き芋は、コンパクトな水筒。
端を切っていて、まっすぐな形なので均整が取れています。
紫芋らしく皮の濃く深い真紅のような色合いが綺麗です。
また皮は乾燥していて硬めで丈夫でずっしりしています。
大きさは、200gほどのMサイズです。

断面がこちら↓

とにかく硬くて割りにくいです。
特に他品種同様端が硬くて沢山噛む必要があります。
食感は、ほくほくというよりボソボソ。
食べている最中にポロポロと落ちてきます。
口の水分がなくなる系統です。
石焼きの香ばしい香りがします。
甘みと風味には和を感じます。
風味が最後まで消えず、味も濃いです。
芋感満載で食べ応えがかなりあります。
1回飲み込む度にお腹に落ちてくる感覚です。
焼き芋感はありませんが、なんだかんだ好きになってしまう魅力があります。

鳴門金時 里むすめ

価格:500円(税込)
産地:徳島県

パッケージは同様です。

肝心の焼き芋は、一番素朴。
今回いただいた8種類の中で、一番人の手を感じない飾り気のなさがあります。
あからさまに端を切っておらず、ひげ根や薄汚れた皮の色が畑を感じさせます。
里むすめという名前からも洗練されておらず垢抜けない純朴な少女を想像させます。
大きさは、200gほどのMサイズです。

断面がこちら↓

食感は、ほっくり。
口の中でペースト状になることでさつまいもに包まれます。
まさに素材本来をさつまいもです。
じんわり微かに甘いです。
優しい母なる味です。
焼き芋の香ばしい風味も少し感じます。
ハフハフして食べたい元祖焼き芋です。
最後の端のゴリゴリ感もたまりません。

ハロウィンスウィート

価格:500円(税込)
産地:徳島県

他のものよりも小さかったらしく、店主さんのご好意で350円に値引きしていただきました。

人気No.1のこれぞインスタ映えする品種です。

パッケージは同様です。

肝心の焼き芋は、むに。
皮はハリがあり適度な硬さを保っているものの、持つと形が変化して中は柔らかいことが伝わります。
表面から蜜が滲み出てテカッて部分もみて取れます。
オレンジ芋だからか心なしか皮の色もオレンジが買っている気がします。
大きさは、150gほどのMサイズです。

断面がこちら↓

食感は、見ての通りねっとり。
皮の中にクリームを絞りいれたみたいにこぼれ落ちそうなビジュアルです。
当たり前のように柔らかく蜜を感じます。
かぼちゃよりもかぼちゃの味と風味がする濃く深い味です。
かぼちゃあんのようでもありかぼちゃのポタージュのようでもあります。
皮は適度な硬さで、口に残ることもありません。
和菓子にも洋菓子にもなりうるスイーツだと言えます。
口当たりが軽くあっという間にペロリです。

紅あずま

価格:500円(税込)
産地:不明

パッケージは同様です。
紅あずまは、HPに掲載されているレギュラーメンバーではないためスタンプがないそうで手書きで記載してくれています。

肝心焼き芋は、アケビ。
丸みを帯びた曲線がありコロンとしたフォルムが可愛らしいです。
皮はサラッとしていますが、一部焦げてガチガチに硬くなっている部分があります。
中はぎっしりと身が詰まっているのかパンパンでずっしり重いです。
大きさは、200gほどのMサイズです。

断面がこちら↓

硬いため割ると勢い余って身が弾け飛びます。笑
食感は、ほくほく。
食べている最中にポロポロと落ちてきます。
しっかり甘さを感じます。
焼き栗のような甘さです。
じんわりと持続性があります。
焦げている部分に感じる苦味もアクセントになります。
皮も硬いですが、全体的に硬いのであまり気になりません。
顎を駆使します。
素材そのまま感が好きです。

紅はるか

価格:350円(税込)
産地:宮崎県

パッケージは同様です。

肝心の焼き芋は、サッカーワールドカップのトロフィー。
上部に丸みがあって下部が細身なのでフライドチキンにも見えます。
皮も身も柔らかく表面に蜜が染み出しています。
皮は柔らかさもありますが、焼き芋の形を保ってくれるほどの適度な硬さはあります。
大きさは、200gほどのMサイズです。

断面がこちら↓

食感は、流石のねっとり。
The 紅はるかで、期待を裏切りません。
皮と身の間の蜜が光っています。
柔らかすぎてもはや飲み物です。
水飴のような甘さを感じます。
それでいて味が濃いです。
スイートポテトを超えてもはやさつまいもケーキのような甘みがあります。
焼き芋シェイクにもなりえるかもしれません。
皮はパリッと食感が残りますが、そこまで強くないです。
そのため全体的に食感がねっとりと単調でくどく感じるかもしれません。
食べ終わった後にもしばらく口の中が濃い甘さで満たされます。

すずほっくり

価格:500円(税込)
産地:不明

パッケージは同様です。
すずほっくりは、HPに掲載されているレギュラーメンバーではないためスタンプがないそうで手書きで記載してくれています。

肝心の焼き芋は、きゅうり。
ここまで均等に細長いさつまいもは初めてみた気がします。
特にすずほっくりは丸くて太い中年体型が多いイメージだったので驚きです。
表面はカラッと乾いているものの一部水分なのか濡れたようなテカリが見えます。
大きさは、200gほどのMサイズです。

断面はこちら↓

これぞさつまいも!
食感は、ほっくり。
しっかり甘さがあります。
優しい甘さが口の中で広がるーといった柔軟剤CMのような心地になります。
ガツンとではく素材本来の甘さです。
皮の食感も邪魔しません。
口の水分がなくなる系統ではあります。
しかし雑味がなくささやかな幸せを提供してくれます。
食べ応えもあるので満足度も高いです。

五郎島金時

価格:500円(税込)
産地:石川県

パッケージは同様です。

肝心の焼き芋は、深い毛穴。
皮にハリがあり肌質が綺麗でありながらも所々毛穴が目立ちます。
長いひげ根は見当たらないので、下処理で切り取ってはいるのでしょう。
加賀野菜だから加賀美人とまで都合よくいかないみたいです。
大きさは、200gほどのMサイズです。

断面がこちら↓

食感は、しっとり。
甘みよりも苦味を強く感じます。
特に皮と身の間が苦いです。
決して焦げているわけではないので不思議です。
木が焦げたような嫌ではない香りもします。
微かにふんわりとした丸みのある風味も感じます。
しかし端に行くにつれ段々甘さが強くなっていきます。
それでも全体を通して甘いわけではないので、食感から無糖の大学芋のような印象です。

焼き栗

価格:1080円(税込)
サイズ:L

Mサイズ500円でも販売しています。

圧力釜で炊き上げています。

まずはパッケージ。
大きく栗と書かれた薄ピンク色の紙袋に焼き栗がそのまま入っています。
シンプルイズザベストです。

肝心の焼き栗は、大人な味。
小さめの栗ながら殻が弾けて開いた笑栗です。
一般的には大きめの栗に多い笑栗ですが、自爪でも殻を剥きやすくてありがたいです。
食感は、しっとり。
柔らかく食べやすいです。
ほんのり甘さを感じます。
炭のような煤のような風味も感じます。
市販の天津甘栗のようなわかりやすい味ではないですが、なぜかクセになる他とは違う焼き栗です。

総評

媚びない正義

焼き芋も焼き栗も素材ありのまま勝負をしている印象です。
だからこそわかりやすい万人受けする甘さで均一されておらず、品種それぞれで異なる味と風味を感じられます。
普通ならネガティブ要素となる苦味や硬さもさつまいもの一つの顔としての機能を果たしています。
食べている最中微妙かもしれないと思ったとしても、なぜか食べ終わった後に美味しかったんだと気付かされます。
結局全てハズレなしです!
焼き芋は、全品種に共通して端のゴリゴリの硬さが忘れられれないくらい好きです!!
焼いて乾燥したサラッとした断面と焼き芋の風味が相まって美味しいんです。
焼き栗は、いつの間にかなくなっています。
無心で食べてしまうので怖いです。
今まで食べてきた焼き栗にはない魅力があ李、リピート確定です。

ちなみに店主の方も媚びていない印象です。笑
接客態度や愛想が悪いわけでもいいわけでもなく、自然体という意味です。
催事出店をしないのも、オンラインショップやSNSをやらないのも、現金主義なのも、今の時代に媚びていないという表れなのかもしれません。

店舗情報

焼き芋専門店 ふじ
営業時間:10:00〜19:00(18時以降は売り切れ次第終了)
定休日:木曜日

〒154-0021 東京都世田谷区豪徳寺1丁目7−11

支払いは、現金のみです。
各種クレジットカードやQRコード決済はご利用できません。

まとめ

今回は、「焼き芋専門店 ふじ」のしろほろり・パープルスイートロード・鳴門金時 里むすめ・ハロウィンスウィート・紅あずま・紅はるか・すずほっくり・五郎島金時の合計8種類の焼き芋と焼き栗をいただきました。

「焼き芋専門店 ふじ」さんは、今回いただいた品種以外にも安納芋・宮崎紅・紅まさりなど時期に合わせて品種の焼き芋と生芋を販売しています。
さつまいもが旬の秋冬は種類が豊富ですが、夏には1種類のみしか取り扱いがない場合もあります。
ホームページに現在販売している品種が更新されますので、目当ての品種がある方はチェックしてからお店に行くことをお勧めします。
繁忙期でも18時までは営業しているので、焼き芋は店頭になくても焼き上がるのを待てば購入できると思います。
焼き栗は、1日2回炊き上げており店先のテーブルにおいてなければ売り切れです。
焼きいもだけでなく焼き栗も絶品なので、是非豪徳寺に行った際は、足を運んでみてください1

ごちそうさまでした!

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